看護師

新人看護師あるある〜病棟編〜

ゆん

みなさんこんにちは、看護師4年目のゆんです。

現在新人看護師の中には「もう辞めたい」「こんなはずじゃなかった」などと、辛く思っていること方がいるのではないでしょうか。

今回の記事は、新人看護師あるある〜病棟編〜について解説していきます。仕事で行き詰まって苦しんでいる新人看護師の方は、ぜひ最後まで読んでみてください。

新人看護師あるある 10選

今年春から新人看護師としてデビューしたみなさん!1年目終盤に差し掛かり職場や業務に慣れてきている頃ではないでしょうか。少し落ち着いてくると出てくるモヤモヤってありますよね。

それはきっとあなただけでなく、誰もが共感する新人看護師あるあるではないでしょうか。
それでは経験したことも含めて紹介していこうと思います。

わからないことがわからない

新人看護師は、覚えることも多くて部署の基本的な業務内容もわからなければ、患者さんとの接し方など全てにおいてわからないことばかりなはずです。

プリセプターや指導者からは「わからないことがあったら何でも聞いてね」と親切に言ってくれても、最初のうちはそもそも何がわからないのかわからないですよね。少しずつ慣れてくると不明点・疑問点が明確になってくると思うので、その段階で解消し、変に悩んでロスの時間を短縮していくことがオススメです。

また常に一歩先の視点を見据えるのであれば、わからないことが出てくるのは当然ですし業務に真摯に向き合っている証拠といえるのではないでしょうか。もしわからないことがあった場合、恥ずかしがることはないです。

むしろ、わからない=恥ずかしいといった認識の方でいる方が問題です。わからないことを恥ずかしいことだと思っていると、「そのまま放置する」「隠したり、知ったかぶりする」といったマイナスの行動になりがちです。そういった行動こそが恥ずかしい行為であること覚えときましょう。わからない状態を放置するのでは社会人としては雲泥の差がでてきます。

ゆん
ゆん

私の場合は、新人看護師時代に尊敬していた先輩から”無知なことほど怖いことはないよ”と言われてから誰問わずにわからないことがあったときにはすぐに聞くようにしていたよ。

べあ
べあ

新人看護師はわからないことがあって当然!なにかあってからでは手遅れになってしまうこともあるから、わからないことを認識した時点で解決していこうね。

理不尽に怒られる

新人看護師であれば、誰もが一度は理不尽に怒られた経験があるのではないでしょうか。

忙しくなってくると、先輩看護師たちはピリピリしがちです。その怒りや不満の矛先は、弱い立場である新人看護師にぶつけてくる人が中にはいます。

失敗したときにプリセプターやほかの職員からきちんと叱ってくれる環境は、看護師としてのスキルアップにつながります。しかし、理不尽に怒られてばかりなのはストレスが溜まってきてしまいますよね。

情報収集が終わらない

新人看護師のうちは、情報収集に時間がかかり、前残業をする人も多いのではないでしょうか。

その日やることが情報収集できても、患者さんの全体像を理解することはできず、チームカンファレンスで先輩看護師にツッコまれることもしばしば。

普段から些細なことでも患者さんの情報共有をし、少しでも患者さんのことを知って朝の情報収集を短縮していきましょう。

ミスやインシデントが続く

新人看護師は、どうしてもミスやインシデントが発生しやすい時期です。とくに、業務に少し慣れてきてプリセプターや指導者の目が離れた頃に、ミスやインシデントが多発する傾向にあります。

不思議なもので、ミスやインシデントは一つ発生したらいくつも続けて起こったりもするもの。新人看護師だけでなくインシデントは看護師として働くうえで避けては通れないことです。

しかし、「インシデントの状況を理解できているか」「今後どのように対策を立てるか」の行程を経て、気持ちに整理をつけて次に生かすことが大切です。インシデントを通して大きく成長するきっかけにもなるため、失敗してもポジティブに考えていきましょう。

先輩によって指導が違う

先輩看護師によって指導の方法が異なり、「昨日指導してくれた先輩と言ってることが違う・・」と、どの情報が正しいのかわからなくなってきてしまうのも新人看護師のあるあるですよね。

たとえ前日の先輩と言ってることが違ったとしても、「〇〇先輩にこう言われました」と、勇気を出して主張できればよいものの、先輩看護師に対して物申すのはなかなか難しいと思います。

そのため初めて聞いたつもりで色んな先輩の方法を聞くのも視野が広がることにも繋がるため、聞き入れることをオススメします。

ゆん
ゆん

私は色んな先輩の方法を聞いて、そのあとは自分にあった方法でやっていったよ。

休憩が休憩じゃない

新人看護師は、先輩看護師と一緒に休憩をとる機会が多く、最初はとても気を遣います。

同期がいなければ話すこともできず、「食べる」という行為だけに集中して先輩たちの話をただただ緊張しながら聞くことになるため、せっかくの休憩時間であるにも関わらず気持ちも休まらないですよね。

コミュニケーションの1つのツールとして、休憩時間をうまく利用して先輩看護師と打ち解けるのも方法だと思います。

ナースステーションの立ち位置がわからない

新人看護師は、「ここに座っていいのかな」「どこにいたらいいんだろう」「このパソコン使ってもいいのかな」と自分の立ち位置がわからなくて気疲れすることでしょう。

それに加えていつまでたっても記録が早く終わらない原因の一つには、この理由だと思っています。これに関しては時間が解決してくれることなので、笑っていえる日が来るまで頑張りましょう。

休み希望が出しづらい

新人看護師が希望休が取れるかどうかは、入職した病院や配属された部署によって大きく異なってきます。先輩看護師やベテランの看護師、ママさんナースが優先的に休みを取っていくことがほとんどではないのでしょうか。

「新人看護師だから休み希望出せない・・」と思ってしまいますが、そんなことはありません。ただこればかりは、働いている職場の先輩看護師の考えや部署の看護師の人数などによっても変わってくるところがほとんどなので、最初から休み希望出すのではなく、数ヶ月は様子見ていきましょう。

ナースコール取らないと怒られる

新人看護師のみなさんが共感できることではないでしょうか。確かに入職したての新人看護師にできることと言ったら、環境整備やナースコール対応などです。

最初のうちはいいですが、徐々にメンバー換算されてきてどうしても手の離せない見守りのトイレ介助や吸引、栄養、オムツ交換中、検査・オペ出しなどやらなければならない事が増えてきても新人看護師は手が空いていると思われがちです。

そのため「ナースコール取らないのはなんで?」と先輩看護師から詰められることがしばしば。先輩看護師も上手くこなせないことをわかっていますが、これを聞いてくる理由の一つとしてナースコール対応をしながら色々な業務も優先順位をつけてこなせる様になってほしいという思いがあるということを忘れてはいけません。

ゆん
ゆん

先輩たちはどんな風にナースコールをとってどんな風に対応しているのかよくみてみるといいよ。

休日は寝て終わりがち

看護師はただでさえ緊張感やプレッシャーの強い仕事です。新人看護師となると、業務中だけでなく業務前も常に緊張している状態になりやすいため、休日はゴロゴロ寝てしまって1日終わってしまうこともあるあるだと思います。

何もしないで夜になってしまったと後悔しがちな方には、お友達や同期たちとご飯の約束といった予定を入れることをおすすめします。予定を決めることで、「その予定に間に合うためには◯時に起きよう」といったやりたいことが浮かび、実際に行動することができるからです。

疲れていると思考がネガティブになりがちになってくるので、適度に好きなことをしてリフレッシュできる休日にしていきましょう。

まとめ

新人看護師の多くの方は共感できることが多かったのではないでしょうか。しかし、尊敬している先輩看護師も、少し怖い先輩看護師も看護師であれば全員が通ってきた「新人看護師」の道。

”新人看護師だからわからなくて当然”というくらいに割り切って考えていき、上手く気持ちを切り替えていきましょう。

少しでも仕事で行き詰まっている新人看護師の方に読んでいただいて参考なれば嬉しいです。最後まで読んでいただきありがとうございました。

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ゆん
はじめまして、ゆんです。急性期病棟の看護師として働いています。看護師をしながら働き方、転職、資産運用、美容について発信していきます。
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