看護師の転職〜退職理由と対処法〜
みなさんこんにちは、看護師4年目のゆんです。
今回は多くの看護師がぶち当たる、「転職したい〜!」問題について書いていこうかなと思います。
べあちゃん・・・仕事やめたいよ〜。
なにかあったの?
詳しく聞かせてほしいな。
転職は人生において大きなイベントです。よいタイミングを逃してしまうと転職に失敗し、何度も転職してしまうことになりかねません。
転職する時期でもっとも多いのが、看護師3〜5年目だと言われています。
ですが、職場によって過酷な勤務だったり、もともと看護師自体悩みやすい職種であると感じています。
今の職場よりも良い職場を見つけて、充実した生活が送れるように転職を検討されてみてもいいかもしれないです。
どうしても辞めたくなってしまったら、転職を視野に入れてもいいかもしれないね!
そこで今回は、
- 看護師が”職場辞めたい理由”ランキング
- どうしても辞めたくなったときの対処法
- 職場の円満退職する方法
についてこれから解説していきますね。
看護師が職場辞めたい理由ランキング
看護師は、医療現場で大変重要なポジションを担っていると思います。
患者、家族、チーム医療、そして地域社会のサポートとケアを提供しています。たくさんのやりがいを感じる職種でもありますが、離職率が高い職種でもあると思います。
どんなことで辞めたくなってしまうのか、、辞めたい理由ランキングについて見ていきましょう!
第1位:人間関係が辛い
第2位:精神的に辛い業務内容
第3位:結婚・出産
第4位:給料が見合っていない
第5位:自分の健康
第6位:転居
第7位:そもそも看護師の適性がない
その”辞めたい理由”について詳しく解説していきたいと思います。
1位:人間関係が辛い
よく看護師は人間関係が辛いと耳にすることが多いと思います。
その悩みの原因は、
- 女性が多い職場であること
- 上司からの高圧的な態度やいじめ
- チーム行動が求められてしまう
- 責任感が重い業務内容であること
が挙げられるのではないかと思います。医療現場は、看護師や他の医療スタッフとの連携が大事になってきます。
うまく連携が取れず、上司から高圧的な態度を取られたり、嫌がらせを受けていたりするといくらやりがいのある仕事であっても辛いものになりかねません。
また、看護師は命を預かる重大な役割であることから、状況によってはピリピリとした雰囲気になりますよね。
今の環境が耐えられないのというのであれば、転職を検討してみてもいいかもしれません。
2位:精神的に辛い業務内容
看護師の仕事は、患者の命や自分の健康について大きな責任が伴うときに、辛い場面に遭遇するケースがただあるように感じます。
特に患者が生死を彷徨う場面に立ち会ったときに、死生観について考えてしまうものです。そうはいっても看護師は、患者のクオリティ・オブ・ライフを高める仕事でもあります。
自分の人生について考え始めると、このまま激務の中働き続けるのが正しいのか悩んでしまいますよね。
この精神的に辛い状況を我慢してしまうと、事態が深刻化する可能性があるため、無理はせず自分の身体を優先に考えていきましょう。
3位:結婚・出産
1・2位に次いで最も多いのが、ライフステージの変化に伴って職場を辞めたい理由として挙げられる方が多いのかなと思います。
看護師は、女性が多い職場だけあって、結婚や出産などをきっかけに働き方が大きく変化していきます。そのため、出産をきっかけに時短勤務ができる職場を探したり、日勤のみで働ける職場を探す方が多いのではないでしょうか。
ほとんどの女性は、家庭優先に考える人が多いと思うのでライフステージの変化によって転職を検討されるケースが多いと思います。
4位:給料が見合っていない
この理由の原因として、
- 残業代が支給されない
- 超過勤務が多い
が挙げられるのかなと思います。この理由も看護師が転職するきっかけに繋がってくるでしょう。
看護師の業務は、患者の命に直結してしまう仕事でもあるため、責任や精神的なプレッシャーは大きいものです。
病院勤務であれば、夜勤もあったり生活リズムが整えずらいのではないでしょうか。体力的にも精神的にも辛い仕事であるのに給料が思ったより少ないのは辞めたくなってしまいますよね。
5位:自分の健康
看護師は、力仕事が多くとても体力が必要です。年齢を重ねるうちに体力の衰えを感じてくるだろうし、力仕事で腰痛を感じるようになったり、自分の健康に対して不安を持っている方がいると思います。
力仕事以外にも、夜勤業務や、残業などといった過労で健康状態に支障をきたす方もいるでしょう。
その場合は、無理をせずに自分の体調と相談して転職を検討してみてもいいと思います。
6位:転居
ご家族の都合や転勤などで引っ越す場合、職場を変えなければいけないことでお悩みの看護師も多いでしょう。
しかも、それが全く知らない土地であれば、不安を感じることもきっとあるはずだと思います。ただ看護師の場合は、どこに引っ越したとしても看護の求人がないことはありません!
引っ越し先でも求人を見つけやすいため、転居による転職を強いられた場合だとしても、転居先で仕事が続けられると思います。
7位:そもそも看護師の適性がない
そもそも看護師の適性がないということも辞めたい理由の1つに挙げられると思います。
特にこれを思うのは、経験が浅い看護師の方が多く見られるのではないでしょうか。また経験を積んでいても、自分の看護に対して自信がない看護師もいると思います。
もし今の職場で「わたし向いていないかも・・・」と感じていたら、自分に合った職場を探してみるのも1つの手段だと思います。
病院や訪問看護ステーション、クリニック、巡回検診などさまざまで、看護師は働く場所が多いのもメリットだと思います。
自分の性格を見つめ直して、良い職場選びができるといいですね。
辞めたくなった時の対処法
今の職場をすぐ退職する前に辞めたくなった時の対処法としてまとめてみました。まずこちらを参考にしてみてください。
仕事を辞めたいと感じたら信頼できる人に相談する
「仕事するのが辛い」「職場で働くのが辛い」と感じた際に、家族や友人などの信頼できる人に打ち明けてみましょう。
悩みそのものが解決しなくても、話を聞いてもらえるだけで心が楽になります。また、客観的なアドバイスによって思わぬ解決策が見つかる可能性があると思います。
ただし、注意していただきたいのが退職や転職に関する相談を職場の人に避けた方がいいでしょう。話の内容が上司や同僚に伝わってしまい、職場に居づらくなってしまうと思います。
思い切って休暇を取る
心が疲れてしまっては、冷静に考えることができないでしょう。
そんな時は、状況が許す限りで有給休暇を取得するなどして、一旦仕事から離れてみるのもいいかもしれません。
心身ともに疲弊した状態であれば、ストレスがどんどん溜まっていくと思います。仕事から離れてリフレッシュすることで、自分自身見つめ直せるのではないでしょうか。
部署異動できないか相談する
上司に悩みを打ち明けて部署異動できないか相談してみましょう!
同じ病院内であっても科や部署によっては、忙しさや業務内容において違いがあります。外来に向いている人、外科や内科に向いている人などさまざまなので相談してみましょう。
ここで注意したいのが、「隣の芝生は青く見える」ということわざがあるように、部署異動したからといって必ずしも天国に感じるようなことはないかもしれませんが、現状よりかはマシになるかなと思います。
ストレス方法を探す
「割り当てられた業務内容に不満がある」「ただ辞めたくなる時がある」などといったように、言葉にしにくいモヤモヤとした感情は、プライベートで充実させることで解消できるかもしれません。
退職するほどでもないけど辞めたいと思っている人は、自分なりのストレス方法を見つけていきましょう。
円満退職する方法
円満退職の重要性はとてもあると思います。いざ退職が近づいてくると、何かと準備が整っていなかったという人が多いと思います。
そのためにやめる覚悟ができた場合は、前もって計画立てていき、円満退職できるようにしましょう。
引き継ぎを行う
退職日が決まったら、当日までしっかり引き継ぎを行いましょう。
受け持ち患者の情報の引き継ぎをや、整理などして完璧に終わらせておきましょう。誰が見てもわかるようにまとめておけば、後から引き継ぐ人もわかりやすいと思います。
つまり、自分が辞めた後のことも考えて行動するようにしましょう。
上司に1番初めに伝える
退職することを1番に伝えるのは、最も関係性の深い直属の上司に伝えましょう。
伝える順番を間違えしまって、なにかしらの風の噂で上司の耳に入ってしまったり、今まで身近で熱心に指導してきた部下が、相談もせずに退職してしまうのは、嫌な気持ちになると思います。
もし「やっぱり退職しない」となったときに気まずくならないように、慎重に行動していきましょう。
退職を伝える日を決める
看護師を退職する場合は、3月頃がいいと思います。その理由としては、次年度に向けて編成を改めて考える時期だからです。
あらかじめ退職する日を前もって伝えることで、上司も心構えができると思います。今すぐに退職する必要がない場合は、職場に迷惑かけない時期を選ぶことで円満退職しやすくなるのではないかと思います。
突発的に仕事をやめるのは避ける
「早く辞めたい」「もう行きたくない」という気持ちが限界を達してしまう時もあると思います。一時的の感情に任せて勢いで仕事を辞めるのは避けましょう。
心身ともに疲弊している時は、物事を悪く捉えがちです。また、次の転職先が見つかっていない状態でやめてしまうと、一時的に無収入の期間が生じます。
後になって「よく考えればよかった」と後悔しないためにも、退職の際は慎重に進めるようにしましょう。
お世話になった人たちに挨拶する
退職当日が近付いてきたら、お世話になった人たちに挨拶しましょう。
上司、同僚、後輩はもちろんのこと担当していた患者にもしっかりお別れを告げるべきだと思います。患者は担当していた看護師が変わると、不安を抱いてしまいます。
少しでも不安を和らげるために、最後にしっかり挨拶して退職するようにしましょう。
最後に
この記事では、多くの看護師がぶち当たる、転職についての退職理由と対処法についてまとめてみましたがいかがだったでしょうか。
辞めたい理由は、仕事内容・職場環境・ライフスタイルによってさまざまだと思います。仕事を辞めたいと思っている看護師は、本当に辞めないといけないのかしっかり立ち止まって考えましょう。
自分の目指すキャリアプランを見つめ直して、視野を広げた上で自分に合った働き方を見つけることが大切です。
これから退職考えている看護師の方にとって、参考になる記事だと嬉しいです。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。